介護士に転職するならこの時期

転職活動は時期も重要

介護士の転職におすすめの時期と控えた方がいい時期を紹介します。どの現場も介護士が不足しているので、いつ転職してもいいと思っている人もいるでしょう。事実、通年募集しているケースも少なくありませんが、転職に適した時期を知っておけばより効率的に希望に合う転職先に出会えます。

ベストは1～3月

おすすめの時期としてまず挙げられるのが、1～3月です。この時期は求人が増えます。ボーナスの支給後や年度末の区切りに退職者が増えるので、それと同時に求人も増える傾向にあるようです。退職の意思を伝える人が増え、それと同時に事業所の採用活動が活発になります。めったに求人が出ない人気の職場でも、この時期なら出るかもしれません。また、転職が成功すれば4月に入ってきた新入社員と一緒に丁寧な指導を受けることができます。好条件かつ余裕を持って働き始められる職場を探している人にとって、最も適した時期といえるでしょう。ただし、求人が増えるのでそれだけライバルも多くなります。この時期を狙って転職活動を始めるなら、好条件の求人を見逃さないようにしましょう。

9～10月もおすすめ

9～10月も狙い目の時期です。夏のボーナスをもらった人が退職するのに加えて、下半期に向かって採用活動が活発になる時期です。1～3月ほどではありませんが、求人が増えます。一方、新規求職者はそこまで増えないので、ライバルは少なくなります。こちらは、余裕を持ってじっくり転職活動を進めたい人に向いている時期です。

避けるべき時期

おすすめの時期がある一方で、転職活動を控えた方がいい時期もあります。それが、年末年始です。介護士は通年募集していますが、年末年始は仕事が忙しく採用活動どころではありません。長期休暇を取っている人も多く、人員配置の面で現場は非常に慌ただしくなります。採用活動に十分な時間を取れないので、結果的に双方の意思をすり合わせられないまま内定が決まってしまうかもしれません。そうなると、入職後のトラブルにつながる確率が高くなります。あるいは、内定が決まるまで時間がかかってしまい、入職時期が大幅に遅れる可能性もあります。
また、年末年始のタイミングで退職すると今の職場に対しても多大な迷惑をかけることになります。円満退職をするためにも、忙しい時期に転職するのは避けた方がいいでしょう。これは、ゴールデンウィークやお盆の時期も同様です。お互いにとってベストな時期を見極めた上で転職活動を始めてください。