カテゴリ別の求人動向
更新日:2024/05/25
職種別の求人動向
介護職と一口にいっても様々な職種や雇用形態、サービス内容があります。職種別で比較した場合、大阪府で最も求人数が多いのは介護施設や訪問介護事業所で働く介護士です。近隣の兵庫県や京都府などと比べても非常に多く、転職しやすい状況です。次いで多いのがケアマネジャーやサービス提供責任者となっています。未経験者の採用動向を見ても経験不問で応募可能な求人が多い傾向にあります。ただし、資格手当などが支給されるので、可能なら事前に取得しておいた方がいいでしょう。未経験から挑戦するのであれば、まずは介護職員初任者研修を取得してください。なお、ケアマネジャーは資格必須の職種ですが、経験そのものは不問としている求人も多いので、資格の取得をきっかけに転職するのもいいでしょう。
雇用形態別の求人動向
雇用形態別の求人動向を見ていきましょう。最も求人数が多いのは正社員です。次いで非常勤・パートとなり、契約社員は少なめです。正社員の場合、有資格者や経験者が優遇される傾向はあるものの、経験不問としている求人も少なくありません。大阪府では未経験者を採用する事業所に対して補助金を支給しているので、今後も未経験者が挑戦しやすい状況は続くでしょう。教育環境においては、正社員の求人のうち約2割は資格取得支援制度や研修制度が用意されています。スキルアップを目指す人は教育環境が整備されている職場の求人を探すことをおすすめします。非常勤・パートの求人も豊富なので、自分のライフスタイルを重視して働きたい人でも大丈夫です。
サービス内容別の求人動向
サービス内容別の求人動向ですが、最も多いのはデイサービスの求人です。次いで有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホームの求人が多い傾向にあります。デイサービスは、利用者の送迎を行い利用者の日常生活を支援する施設です。宿泊可能なデイサービスもありますが、日勤のみの求人が多くの割合を占めます。有料老人ホームや特別養護老人ホームもデイサービスと同様に利用者の介護を行うことになりますが、夜勤が発生します。雇用形態は働きやすさに直結します。日中のみ働いて家庭と仕事を両立したいのであればデイサービスがいいでしょう。給与を重視するなら夜勤手当のある有料老人ホームや特別養護老人ホームが候補になります。その他、福利厚生の充実度なども考慮した上で、自分に合う職場を選んでください。なお、これ以外にも、数は限られますが訪問入浴や訪問診療などの求人があります。